
KLーマラッカは車で約2時間。日帰りも可能ですが、いつも
ホテル・プリに泊まります。
前回書いたヒーレンストリートにあって、ニョニャレストランでお勧めのNANCY’Sには歩いて3分だし、どこへ行くにも便利です。駐車場もあり。
写真では建物の両側が写っていませんが、両隣とは壁を隔てただけでつながっていて、間口は狭いですが、奥行きが100メートルもあります。これは中国独特の建築様式だと聞きましたが、イギリスやオランダにも見られるそうで、京都にも似てますね。
内部には、ミニ博物館までありますが、かつては虎や鹿のいるミニ動物園もあったんだとか。
一番安い部屋はこざっぱりとして、カビ臭かったり水回りがハズレな部屋もありますが、最近着々と改装してます。でもやっぱりプラナカンらしさを味わうなら、スイートルームがおすすめかな。

両側が壁なので窓が無いですが、途中に中庭が3つあって、天井から明かりと涼をとっています。
スコールが降ったらものすごい雨量なのに、天井がふきっさらしにもかかわらず、中庭は意外と平穏。不思議。
建物は1822年に建てられ、福建省からの華人移民3世、タン・キム・センが買い取り、その子孫が代々所有していた屋敷を修復したものだそうです。やはりこのタン一族も、シンガポールができると、あちらへ移住したらしい。
お向かいに建つ白亜の大豪邸は、シンガポールが本店のOCBC(華僑銀行)の創業者のひとりであるMr. Chee一族が今も使用していると聞きましたが、先日行った時は大規模改修中でした。
みなさんとてつもないお金持ちで、シンガポールにウヨウヨいる大富豪の出発点は、マラッカだった……かもしれないわけです。

タン・チェック・ロック通りは、通称ミリオネアストリートと呼ばれていますが、間口が狭くて一見したらお金持ちのお屋敷街には見えません。マレーシアには、一見してそれとわかるお屋敷街もあちこちにあります。
発途国ならでは…と言ってしまえばそれまでだけど、しつこいようですが、この国に多額の政府開発援助をしなければならない理由を、ヤッパリ深読みしてしまいますわ。